なんだか久々に欲しい物が頭に浮かんでくるようになったので、明日買いに行こうと思う。
こうやって宣言しないと最近は外出できない、気が重い。夏が憎いんだ。
人と話をしていて面白いな、と思ったこと。
それは、「欲」という言葉の意味について。
今は欲しいものが特に思い浮かばない、ただ自分の時間さえあればいいよ、と言うと、大体の人が「欲がないね」「無欲だね」と返してくる。でも、それっておかしい。
自分の言い方のせいかもしれないが、「時間さえあれば」って、すごい欲じゃないか。しかもその時間を趣味か睡眠―ほとんどイコールの関係にあるものだけれど―に費やそうというのだから、こんな欲深い人間はいないのじゃないかとさえ思えてくる。それとも他の人は時間の持ち方に満足しているんだろうか。その割にはみんな「時間が足りない」と言いながらあくせくしている気がする。
斉藤由多加というゲームクリエイターの著書のタイトルに「ハンバーガーを待つ3分間の値段」というものがある。
この本を読んだことはないけれど、このタイトルだけでも何か思うところがある。
注文したハンバーガーと、それを待つ3分という時間の価値。果たしてどちらが尊いか。
著書の中身=著者の考えとは全然違う方向に考えているかもしれないが、とにかくとても興味を引かれた。
形のあるものは欲しがりやすい。それはきっと、役割がはっきりしているからだ。
だけど時間には形がない。役割も場合によって違う。だから、人はしばしば時間を見失う。
欲しいのはハンバーガーか。それとも時間か。
その都度しっかり考えてみよう。